ご挨拶
■新理事長からのメッセージ ~ 理事長 木村 邦弘
この度、理事長を務めることになりました。私は妻が58歳の時にアルツハイマー型認知症と診断され介護をしていた折り、2006年、関係の方々のご支援を得て家族の会が発足し初代会長を務めました。発足から17年経過し、まだまだ課題はあるようです。平野雅宣前理事長の意思を受け継ぎ、会員の皆様や役員の方々と力をあわせ当事者のメッセージを共に発信していきたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
■医師からのメッセージ ~ ちはる神経内科クリニック 院長 田中 千春(賛助会員)
認知症の方と家族は色々な問題を抱えていて、いろいろな困難なことに直面していきます。特に若年認知症の場合は、それまで行っていた仕事ができなくなったり、家庭を支えてきた人が支えることができなくなったりで、それまでの生き方を急に変えられてしまい、生活が一変してしまいます。このような若年認知症の方を支えていくには、病院による適切な診断と治療が必要ですが、それだけでは十分ではありません。孤立しがちな若年認知症の人と家族を支えていく上で家族の会は大事な役割を果たしています。「北海道若年認知症の人と家族の会」においては、これからも若年認知症の方と家族の不安を和らげていくように、会を続けていってください。
■家族からのメッセージ
(Aさん)
妻の介護にいきづまり初めて家族の会を訪れた日のことが鮮明に思いだされます。それから今まで、いつも要所、要所でアドバイスいただいたお陰で何とか過ごすことができてきました同じ悩みを抱える家族の経験や交流がすごく力になりました。
(Bさん)
現在、仕事をしながら介護を続けていますが、若年性認知症に対しては、経済的問題、はたらく場や居場所・サービス利用、進行遅らすためのリハビリやなど、いろいろな悩みがあります。地方にいるとさらに大変です。家族の会にいろいろ相談し、周りに伝え、情報交換をしていきたいと思います。
北海道若年認知症の人と家族の会 貸借対照表の公示(PDF)
▶︎ 平成30年度 / ▶︎ 令和元年度 / ▶︎ 令和2年度 / ▶︎ 令和3年度 / ▶︎ 令和4年度 / ▶︎ 令和5年度 /
NPO法人北海道若年認知症の人と家族の会の事業は下記に掲載されております。
【NPO法人ポータルサイト】
https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/101000916